| 近鉄・藤井寺球場(跡地) |
| 所在地:(藤井寺市春日丘3丁目) |
交通:府道186号(大阪羽曳野線)・藤井寺第2号踏切南から西へ約800m
近鉄南大阪線・藤井寺駅から西へ約250m約4分
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| ありし日の藤井寺球場(北西上空から) |
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昭和3年にできた歴史ある球場でした。ここは、大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)が
できるまでは、プロ野球球団・大阪近鉄バファローズの本拠地球場でした。また、アマチ
ュア野球にもよく利用され、高校野球の大阪府大会でも多くの試合が行われ、夏の大会で
は準々決勝〜決勝がこの球場で行われていました。プロ野球の1軍公式戦は、1999年(平成
11年)10月7日の最終戦が最後となり、翌年のシーズンからはドームへ移りました。その後
も2004年までは、シーズンオフの練習や2軍の試合、高校野球に使用されてきました。
2004年(平成16年)の秋に近鉄球団とオリックス球団の合併があり、オリックス・バファロ
ーズが誕生して、大阪近鉄バファローズというチームはなくなりました。藤井寺球場は、近
鉄本社の方針により残念ながら2005年1月で閉鎖となり、翌2006年春には解体撤去工事が行
われて、すっかりその姿を消してしまいました。
藤井寺球場の消滅を惜しむファンや市民の声を受け、2005年(平成17年)年6月4日・5日
の2日に渡って、「さよなら藤井寺球場・藤井寺市民フェスタ」が球場内グランドで開
催されました。これは、毎年開催されている市民まつり・市民運動会との合同企画として開
催されたもので、市民だけでなく各地のファンも駆けつけて、大勢の人々で賑わいました。
球場跡地の利用は文化的施設で、という市の意向もあり、文教施設の新設で進出を目指す
学校法人・四天王寺学園が跡地を取得しました。そして、2009年4月には、四天王寺学園小
学校が開校しました。隣接して四天王寺大学藤井寺駅前キャンパスも開校しています。ちな
みに、となりの羽曳野市内にある四天王寺大学、四天王寺羽曳丘中・高校へ行く定期バスも、
多くが藤井寺駅前から発着します。
昭和3年にできて以来、80年近くにわたって藤井寺や周辺の地域の人々に親しまれてきた
地域のシンボル的存在であった藤井寺球場は、惜しまれつつその姿を消していきました。藤
井寺市民にとっては、大変残念でさびしい出来事てした。
現在では球場の姿を思わせるものは何も残っていません。わずかに、学校前の道路脇に建
てられた、「近鉄バファローズ本拠地・藤井寺球場跡」の銘板のある野球小僧のブロンズ像
だけが、かつての存在を伝えてくれています。
外野スタンドだった部分と外野の一部はマンション建設用地となり、現在は大きなマンシ
ョンがそびえ立っています。バックネットのあった学園側から見ると、マンションがまるで
巨大なスコアボードと外野スタンドの形のように感じられなくもありません。 |
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