藤井寺市小山雨水ポンプ場 |
所在地:藤井寺市小山(こやま)7−7−8 |
交通:府道12号(堺大和高田線)
小山交差点から府道旧2号を北西へ約1.2km進み西名阪自動車道
の高架をくぐり、東行き側道へ右折して480mの交差点を左折してすぐ
近鉄南大阪線・藤井寺駅から北へ約1.5km 徒歩約23分 |
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小山雨水ポンプ場(北西から)
ポンプの入っている建屋はかなり大きい。建
屋の後方に取水施設がある。
写真下部で手前にあるのが落堀川。普段の流
れは大和川に沿って西(右)へ流れ、となりの松
原市内で大和川に流入している。 |
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大和川左岸(南岸)の堤防に沿って、堤防のすぐ南側に 落堀川(おちぼりがわ)という雨水排水用の
川が造られています。この落堀川に、南側の丘陵地から大雨時には大量の水が流れこんできま
す。そのため、以前には落堀川の水があふれ、周辺の道路や住宅地が水につかるということが
度々起きていました。この水害への対策として、排水ポンプ場が造られたのです。
大雨時には、落堀川に流入してくる大量の雨水をポンプ場に引き入れてごみを取り除き、大
型ポンプで強制的に大和川へ排水します。落堀川と堤防の下を通る放水路から、直接大和川へ
放流します。
小山雨水ポンプ場は、1988(昭和63)年4月に完成しました。すぐにその威力は発揮され、小
山地区周辺で度々起きていた水害はほぼ解消されました。 |