船橋浄水場
所在地:藤井寺市船橋(ふなはし)町15−1
        交通:府道12号(堺大和高田線)・石川橋西詰から石川左岸堤防道路を北へ約900m
           近鉄南大阪線・土師ノ里駅から北東へ約
1.4km 徒歩約22分           
藤井寺市船橋浄水場 船橋浄水場(南東から)
  船橋浄水場は大和川と石川の合流点の前にあり、南
 隣りには藤井寺市柏原市学校給食センターがある。
  写真の建物群のすぐ後方(西側)には、近鉄道明寺線
 が南北に通っている。
 藤井寺市に3ヵ所つくられた浄水場の一つで、1967(昭和42)年6月に二つ目の浄水場として
完成
しました。ここから1.2kmほど南には一つ目にできた道明寺(どうみょうじ)浄水場があります。ど
ちらの浄水場も大和川や石川のすぐ近くにありますが、川の水を取水しているわけではありま
せん。川の地下深くにある伏流水
(ふくりゅうすい)をポンプで汲み上げて利用しています。船橋浄水場
は敷地が狭いため、ろ過池を造る代わりに、タンク形ろ過機7基を設置して使用しています。
 市内で三つめの浄水場は、藤井寺南小学校の校区にある野中
(のなか)浄水場で、市内人口の急
増に対応して市の南部に造られました。市内では標高が高い部分なので、200mもの深井戸で地
下水を汲み上げ利用していましたが、水量の減少や水質低下などにより、数年後には浄水事業
は停止しました。大型の配水池を新設し、府営水道(現・大阪広域水道企業団)から購入する水
道水を貯水してから配水する配水場の役目に変わりました。施設名としては野中配水場Tとな
りました。近くにもう一つの配水場の野中配水場Uがあります。こちらの方が前からある配水
場ですが、規模の違いから野中配水場Tの方が中心となっています。
 藤井寺市の上水道事業は、上記のように市営水道として藤井寺市水道局が運営に当たってき
ましたが、2021(令和3)年
4月1日より市水道局の事業は大阪広域水道企業団に移管・統合され
ました。企業団は大阪府内の大阪市以外の42市町村で構成する一部事務組合として設立され
た事業組合です。水道事業の効率的運営を目指して広域事業化が進められてきたものです。企
業団への加入の形態は市町村によって異なりますが、藤井寺市では2021年度から水道事業全体
を企業団に移管・統合しました。市の水道局が行っていた業務は、「大阪広域水道企業団藤井
寺水道センター」と名称を変えてそのまま引き継がれています。窓口も市役所のままです。
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