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 「豊かにみのる武蔵野や 多摩のせせらぎ友として 輝く瞳 さわやかに 歌声のどか流れくる 楽し学びや 我が母校」と歌われる校歌の歌詞の通り、我が校は、一人一人の瞳がさわやかに輝いて生き生きと活動する子供たちの歓声にあふれています。
 特別支援学級4組を併設し、異学年集団によるたてわり班活動も充実し、常に思いやりの心で接する子供たち同士の温かいかかわりが、我が校の宝です。

🌺 お知らせ 🌺

●「地域と共に」(副校長 松田 由美子)
 1年近く前のことになりますが、桜の花が満開の頃、私は稲城第三小学校に赴任しました。桜の下ではたくさんの人たちが行き交い、待ちわびた春を喜ぶ笑顔を見かけました。ペアリーロードでは、子供たちから「こんにちは」と挨拶があり、慣れない土地に、すぐになじむことができました。
 あちらこちらに紫陽花の花を見かけるようになった頃、職員室に地域の方からの電話がありました。受け取ってみると「三小の子は、優しいですね。私は、嬉しくて涙が出ました。」と、温かな声が響いてきました。よくよくお話を聞いてみると、その日の夕方、ご自宅の玄関に逃げた亀がいるのを三小の子供たちが見つけて、家の呼び鈴を押して「おばあちゃん家の亀ですか?」と尋ねたそうです。その方が「亀は我が家の亀ですよ。」と告げると、子供たちは亀を渡す際に「おばあちゃん、身体を大事にしてね。」と言って帰ったとのことです。
 電話の方は「先生方のご指導のおかげです。」とまでおっしゃってくださり、電話を握りしめながら私も嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
 コスモスが咲き始めた頃には、昭和記念公園へ全校遠足がありました。稲城第三小学校の伝統である、たてわり活動での遠足です。子供たちは朝からとても嬉しそうで、雲ひとつない青空のもと公園へと向かいました。
 電車の中は、各学年毎での乗車でした。その時に同乗されたお客様から、こんな言葉をいただきました。「電車の中ではうるさい学校もあるけれど、ここの学校の子たちは静かに乗れていいね。」と。私も同じことを思っていました。三小の子供たちの電車の乗り方、乗車マナーは大変良くて、おしゃべりすることなく、押し合いしてふざけることもなく、一つの車両に何十人もが静かに乗車することができました。当たり前のようで、なかかできることではありません。三小の子供たちは、小さい時から保護者の方から、学校の教員から、そして地域の方から、公共の場ではどうあるべきかを教わってきたのだと思いました。
 そして冬のある日の夕方、駅のスーパーの前で保護者の方々がお話をしてる傍を通りかかると「えー、モカちゃん死んじゃったの!」とびっくりしたような声が聞こえました。思わず振り向くと「そうなんだって。みんなで可愛がってきたのにねぇ。」と、三小のうさぎの話をしていることが分かった時に、保護者の方々も、うさぎを大切に思ってくださっていることが伝わってきました。
 三小には、うさぎとしてはもう高齢の7才になるラテとモカがいましたが、今年の猛暑と寒波の時期に、1羽ずつ天寿を全うしました。子供たちは三小遊園地で遊ぶたびに、飼育小屋に声をかけて可愛がり、1年を通して各学年交代で当番をして育ててきました。休日や長期休業日には、保護者ボランティアの方々が輪番で当番をしてくださっていました。ボランティアの方々は、当番の日はどんな用事よりも優先してうさぎ小屋の掃除やうさぎの世話をしてくださり、秋に三小に来た子うさぎのミルクの当番も継続してくださっています。地域の「しんどう動物病院」の進藤先生は、いつも親身になってうさぎを診てくださいます。
 そして再び季節は巡り、三沢川の桜が咲く頃がやってきます。桜の木が年輪を刻む
ように、1年間の地域の方々との繋がりは、毎年子供たちの成長に刻まれています。
(学校便り「2月号」より)